鳥 

原題 The Birds (1963)




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Cast
ミッチ・ブレナー:ロッド・テイラー(Rod Taylor)
メラニー・ダニエルズ:ティッピー・ヘドレン(Tippi Hedren)
アニー・ヘイワース:スザンヌ・プレシェット(Suzanne Pleshette)
リディア・ブレナー:ジェシカ・タンディ(Jessica Tandy)
キャシー・ブレナー:ヴェロニカ・カートライト(Veronica Cartwright)

Director
アルフレッド・ヒッチコック

Story
ボデガ湾の港町を訪れた気ままな社長令嬢のメラニー。
ペットショップで知り合った若い弁護士ミッチの屋敷に、内緒で小鳥を届けた彼女は、ふいに空から舞い降りた一羽のカモメに額をつつかれる。
それが全ての始まりだった。
ミッチの家に数百羽のスズメが押し寄せ小学校の子供たちがカラスの大群に襲われる。
次々に起こる異変、刻一刻と増え続ける鳥たち。
不気味な威嚇の鳴き声が町中に響くなか。終末の夜が明けていく・・・。

感想
BS-2にて鑑賞。

この映画はだいぶ昔に観た事がある様な無い様な。。。
つか、メラニーが電話ボックスの中でジタバタしてる姿しか記憶に残ってなかったから今回ちゃんと観てみたのです。

しかし、何故鳥が突然襲撃して来る様になったかってトコや、最後は結局どうなったかってトコが思いっきり端折られてるのは原作からしてそうなってるのでしょうか??
てか、ヒッチコックの映画って子供の頃に観た時にはやたら怖かった記憶があるけど、大人になった今、観てみると違った感じを受けるのはどうしてだろう?

今回の「鳥」にしても、単に鳥の襲撃と言うよりは、大事な息子(ミッチ)を奪われてしまうかも知れないという母親(リディア)が息子の新しい彼女(メラニー)に対する気持ちを“鳥”という存在に置き換えてる様な気もしなくもなかった。
最初にメラニーを紹介された時のリディアの鬼の様な形相がミッチの家でメラニーがキャシーの面倒をみてあげるあたりから段々と優しい顔になり、メラニーが2階の部屋で鳥に襲撃されて精神的にもかなりダメージを受け、みんなで車で逃げる時にはリディアは我が子の様にメラニーを抱いていたあたりが印象深かった。

それにしてもメラニー役のティッピー・ヘドレンは可愛くて綺麗だった。彼女の実の娘のメラニー・グリフィスも可愛いけど母親にはかなわないでしょう。
それとアニー役のスザンヌ・プレシェットもエリザベス・テイラー似でとても美しかった。

お薦め度  ★★★★★★★☆☆☆