蛇のひと

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Cast
三辺陽子:永作博美
今西課長:西島秀俊
今西の幼馴染:板尾創路
今西の隣の部屋に住む漫画家の卵:劇団ひとり
三辺と一緒に今西を探す社員:田中圭
今西の元同僚(里中):勝村政信
保険険勧誘員:ふせえり
里中の妻:佐津川愛美
今西の先輩で予備校講師(原田):北村有起哉
原田の妻:奥貫薫
今西の父(義太夫の師匠):河原崎建三
伊東部長の妻:石野真子
伊東部長:國村隼

Director
森 淳一

Story
三辺陽子が朝出社すると、会社は大変な騒ぎになっていた。
部長の伊東が自殺したというのだ。
しかも課長の今西まで行方不明になっている。
陽子は取りあえず葬式の手伝いに行くが、部長の妻は何故か今西の話ばかりをする。
葬式の後、陽子は副社長に呼び出され、今西が横領で逃げている疑いがあると聞く。
しかもその証拠を伊東部長が握っていたという。
今西が伊東を殺したのでは? あんないい人がそんなはずはないと思いつつ、陽子は会社の命令を受けて、今西を探しに行く。
今西の友人を訪ねて行く陽子。
今西に振られて今西の友人と結婚しDVにあって離婚した女性。
今西の言葉に従いマンションを購入し、ローンで疲れ果てている夫婦。
今西の仲裁で愛人と妻と3人で住むことになった友人。
皆どこかしら不幸になっている。
今西を知る人物を訪ねて話を聞くにつれ、陽子は今西がいったいどんな人間なのかよく分からなくなっていく。
更に今西の恐ろしくて哀しい衝撃の過去を知ったとき、陽子はあることに気付き、愕然とする…。
そして、陽子はまさかと思う場所で、漸く今西を見つけ出すのだが…。

感想
WOWOWにて鑑賞

これはダンナがたまたま録画してたのを観たパターンなんだけど、ドラマかと思ったら映画として公開されてたのね。。。
最近、永作が嫌いなので観るのをためらったのですが、強制的に観せられて(笑)
でも、観て良かった!
ドラマとしても映画としても邦画としては珍しく惹きつけられる作品でした。
ま、最近西島秀俊がお気に入りって面もあったんだけど。。。。

で、西島秀俊が演じた今西ってのが“口車に乗せて落とし込む”という作戦だか、自分では意識しないで偶然だかわからない人間ってキャラが凄く合ってたので、全然違和感無く物語に入っていける感じも良かったところでした。

まぁ、あの最後のシーンで三辺が今西にあげた大阪土産のおもちゃの万華鏡が子供の頃腹違いの兄貴に捨てられたのとまるで同じってのと、義太夫の稽古シーンが長すぎたところでちょっとマイナスだったけど。。。

お薦め度 ★★★★★★★★☆☆