ザ・バンク 堕ちた巨像

原題 The International (2009)



Official site http://bd-dvd.sonypictures.jp/theinternational/

Cast

ルイ・サリンジャー:クライヴ・オーウェン(Clive Owen)
エレノア・ホイットマン:ナオミ・ワッツ(Naomi Watts)
ウエクスラー:アーミン・ミューラー=スタール(Armin Mueller-Stahl)
コンサルタント:ブライアン・F・オバーン(Brian F. O'Byrne)
スカルセン:ウルリク・トムセン(Ulrich Thomsen)
ホワイト:パトリック・バラディ(Patrick Baladi)
ヴィクトール・ハース:ミシェル・ヴォレッティ(Michel Voletti)
ウンベルト・カルヴィーニ:ルカ・バルバレスキー(Luca Barbareschi)
ベルニー・ワルド:ジャック・マクギー(Jack McGee)

Director
トム・ティクヴァ

Story
世界の富裕層から莫大な資金が集まる、欧州を代表する巨大銀行IBBC。
しかし、その取引には、ある違法行為の疑いが・・・。
ニューヨークの検事局のエレノア・ホイットマンと共同で捜査に乗り出した、インターポール捜査官のルイ・サリンジャー。
ベルリン、リヨン、ルクセンブルク、ミラノ、ニューヨーク、そしてイスタンブールへ。
次々と消されていく証人や証拠に翻弄されながら、彼らの追跡は国境を越えていく。
世界屈指のその銀行の資金は、いったい何処から流れているのか。
核心に近づくたび断ち切られる、真相解明の糸口。
サリンジャーは、強大な権力をまとったメガバンクに、一人で立ち向かう決意をする。
そして、真実を暴くため、彼は法の粋さえ越えようとしていた。

感想
DMM.com のお試しレンタルにて鑑賞。

巨大銀行が銃器販売の仲介をして借金だらけになった国なんかを銀行のいいなりにさせちゃうなんてありえない話の様だけど、銀行って実はそんなことは当然のようにやってそう。って気もする。
そんな銀行を相手に信念の為に戦い続ける捜査官を描いた作品だったけれど結局最終的には銀行は頭が変わっただけで、今までとあまり変わりないって感じで終わってしまうんだよね。残念。

だから最後まで観てもなんだか消化不良的な感じだったんだと思う。

全体的に観て、ストーリーが一般庶民にはまるで他人事でわかりづらいってのもあるけど。。。

この映画で最大の見せ場と言えばグッゲンハイム美術館での銃撃戦だったんだけど、予告編で観た時にはこの場所にエラ(ナオミ・ワッツ)もいた様な気がしてたけどいなかったんだな。
しかし、サリンジャー(クライヴ・オーウェン)が追ってた暗殺者(コンサルタント)がサリンジャーの暗殺を依頼された直後に自分が暗殺の的になっちゃって、一転、暗殺するはずのサリンジャーと手を組み?他の殺し屋達を撃って撃って撃ちまくるとこがまるで「シューテム・アップ」の銃撃戦を見ているようで笑えた。

お薦め度  ★★★★★★★☆☆☆